すらしーぼ

適当に聞いていってくれ

3軸シンクロについて

どうもsasuraiです、今回は3軸シンクロに興味を持ってくれる人が増えたので。改めて現在の構築と入っているカードの採用理由の説明、誘発の受け方、強み等を解説していこうと思います。

 

1.現在の構築

f:id:kishimotosaw:20200213035744j:plain

f:id:kishimotosaw:20200213035652j:plain

 

見て頂ければわかると思いますが、珍しいカードが数枚メインデッキに採用されているので、先にそちらの解説をしていこうと思います。

 

 

採用カードの解説

 

”幻創龍ファンタズメイ”

このカードはメイン採用も見る方だとは思いますが一応解説。

現在僕の中での関西の環境の分布は、順位付けは難しいですが特に多いなと感じるのは

”閃刀姫” ”オルターガイスト” ”オルフェゴール” ”未界域” +(ドラグーン)の4種類で、この中の”閃刀姫” ”オルターガイスト” ”オルフェゴール” の3種類のデッキに対して一定のパワーがあるカード、というのが今期のファンタズメイの評価です。

 

”閃刀姫”に対しては手札交換を行って誘発貫通を狙える手札を目指しつつ対象耐性付与によってアンカーや泡ヴェを無視した後手捲りを可能にし、

”オルターガイスト”は最近リンクロスを絡めてマルチフェイカーに触りに行く動きを獲得したことによって、プークエリかメリュが絡む手札の時はリンク召喚を行ってくるので、ズメイの起動がプークエリ獲得前のオルターガイスト対面と比べて大幅にしやすくなっており、着地に成功すればズメイ自体のサイズのでかさもあってある程度ビートが可能になる+シルキタスや泡ヴェ等に対する対象耐性付与によって強引に展開を通して後手捲りを成立させることが出来る。また、プークエリに枠を割くために神罠を削っているのでズメイがそれ以外のオルターの妨害を踏みつぶせるような効果を持っていることもあり現在のオルターの構築に対してもメイン戦であれば突き刺さる。

”オルフェゴール”に対しては相手のターンでのマスレーナと自分のターンでのガラテア蘇生で2回起動タイミングがあり、着地に成功した後ノータイムでバトルフェイズ宣言を行うことによって、こちら側のデッキがバレていない状況でのマスカレーナ変身を強要することが出来る(ボマー、バエナ、ヴォロスのどれがこちらに対しての有効札か相手は判断する余地が無い)相手が選択を誤れば簡単に貫通することができ、合わせて採用しているパンクラトプスやサタンクロースをズメイの効果で引き込めれば簡単にオルフェゴール側のフル盤面を越えに行くことが出来る。

というこれら3つのデッキに対して有効である点に加えて、3軸シンクロ自体が個々のカードパワーが低いデッキであり、なおかつ高打点の生成にも苦労するデッキであるため、後述するパンクラトプスと合わせてなるべく単体にある程度のバリューがあるカードを採用したかったというのが採用理由です。

 

”ダイナレスラーパンクラトプス”

たまにメイン1採用を見るぐらいで基本的にはサイドに2枚眠っているこのカードですが今回はメインから採用、理由としては上記と同じく単体である程度のバリューがある事に加えて、後手で引き込めていれば現環境全てのデッキに対して一定の仕事を行うことが出来る、このデッキが触りにくい後ろを触ることが出来るため陰キャビートに負けにくくなる。有象無象のボーダーに負けない。等の点を評価し、「サイドチェンジでどうせ全部のデッキに対して入れるほどのパワーを持っているのならメインから採用しても後手で絶対に機能するし問題ないだろう。」と考えて採用。ズメイと重ねて引くと凄い

 

”サタンクロース”

クリッターのサーチに対応しているため、リンク召喚の素材にクリッターを混ぜてケルビーニをss、サタンクロースをサーチして相手の置物(ドラグーンやトポロ系など)を潰してそのまま展開。といった動きを綺麗に行うことが出来る。素引きしていても最低限壊獣のように使うことが出来る点を評価し採用。

 

というのが上記3枚をメインから採用している理由です。他のカードの採用理由などは以前のブログに書いているので今回の解説はssレベル3の比率等がどうしてこうなったかとか細かいところに触れていこうと思います。

以前は、手札誘発の枠にもレベル3を多く採用して展開パーツとして数えていたことと、誘発貫通ルートを行う際に墓地にレベル3非チューナーが必要な事を2点を考慮してメインデッキに採用するssレベル3は非チューナーを多めに採用するのがセオリーでした(わらしウィールダー等の誘発+ss3チューナーの組み合わせが誘発貫通ルートに行けなくなるため)

しかし、現在の構築ではレベル3の手札誘発をあまり評価していないためほぼ採用しておらず、逆にチューナーが絡むことによって行うことが出来るアークデクレアラーを絡めたニビルやガンマなどの誘発を貫通するルートの評価が高いためssレベル3の枠にはなるべくチューナーにも非チューナーにもなれるカードを採用しています。

(増援はフォアードをサーチすれば非チューナー、神樹をサーチすればチューナーになり、緊急テレポートは呼び出す先にウィールダーとトラッカーでチューナー非チューナーが1種類ずつ存在している)

俊足のギラザウルスが1枚になった理由としては、このカードを1枚にしたとしても現在メインデッキにssレベル3を10枚採用出来ている、1枚初動となるカードを7枚も獲得したためssレベル3を必ずしも合わせて引く必要が無くなった、後手でギラザウルスをプレイしてしまうと相手にリサイクラー等の蘇生を許してしまい結果的にギラザウルスを出した分(ssレベル3の盤面追加)を帳消しにするほどの妨害回数の増加をこのカードが原因となって引き起こしてしまう。等の理由で化石調査で持ってくる用に1枚のみの採用となりました。

 

2.このデッキの強み

上記の構築を見てわかる通り、手札誘発を多く積むことが出来るのがまず一つ目の強みです、展開系は基本的にデッキの中身をほとんどパワーの高い展開パーツとそれに伴ったゴミで埋め尽くされるため手札誘発の採用が難しいですが。

このデッキは比較的枠に余裕があり、メインからパンクラやズメイ等の後手札を入れてじゃんけんに負けた試合=負けではなく、しっかりとパワーの高いカードで後手からでも試合を拾っていけるのが強みです。

次に、上記後手札を採用した上でも展開を行うことのできる安定性の高さと誘発貫通力の高さが強みです。クリッター、デスガイド、カーボネドン、化石調査で1枚初動を合計7枚も採用出来ており、そこにssレベル3を追加するだけで無限泡影やエフェクトヴェーラー等の効果無効系誘発を貫通することが出来ます(3×2のみで行える基本展開が泡ヴェを貫通した上でのライザーシラユキサベージが確定しているため、ルートは後述。)

さらに、3×2という初動条件に追加で指名者系のカードかチューナーが絡めば追加の誘発の貫通が可能になります(指名者系は直接的に相手の手札誘発を無効にできる、チューナーの追加はアークデクレアラーの成立を可能にし、そちらも直接的な誘発ケア札であるため。また、カーボネドンの効果にうららを当てられるとチューナーの供給が止まるため以前はマストカウンターだったが、現在はクリッター等のチューナー供給手段によってケア出来る。)

 

また、ディニク+龍騎や霊廟+グラマトンのような役割が異なるカード2枚による初動条件ではなく、3×2さえ揃えば何でもいいため(ss可能レベル3×2のような同じ役割のカード2枚での展開とデスガイドのようなns権を使って追加のレベル3を盤面に供給できる1枚初動の2種類の初動条件を有している)

展開の再現性が他のデッキに比べて格段に高く、基本ルートでの誘発貫通が可能なため、揃いやすく貫通も行える。

また、枠に余裕があるため後手札を大量に採用することができ、先行でなくともパワーが高いという展開系としてかなり理想に近いようなデッキになっています。

ちなみに、シラユキやライブラで引き込んだ手札誘発等の盤面以外からの妨害を用意できるため結界波の範囲外から妨害を用意でき、リースの墓地効果によって盤面のアウローラドンを墓地に送ることによる数調整で超融合とラー玉もケア出来るため1枚のカードで盤面を返されにくいのも強みです。

 

3.展開ルート

このデッキには複数のルートが存在し、相手の誘発の打ちどころにやこちら側が元々目指していたルート等が影響し複数分岐します。

アウローラドンの成立=ライザーシラユキサベージの成立なので固定ルート以外での誘発貫通の仕方がよくわからない人はとりあえずどこに誘発を貰ってもハリ+機械族が作れるような動き方を意識するといいと思います。

”基本展開”

sasurai on Twitter: "ブログ用 3×2から超融合冥王結界波ケア3ドローライザーシラユキコズミック… "

”誘発ケア展開”

sasurai on Twitter: "ブログ用 3×2からアウローラ前サベージ立てつつコズミック… "

sasurai on Twitter: "ブログ用 3×2からハリファイバーに対する誘発ケアルートへの移行(対象耐性付与ライザーシラユキサベージでの4妨害)… "

sasurai on Twitter: "追記用 3×2からハリファイバー前アーデクライザーシラユキサベージ相手ターントリシューラ… "

”レベル3かチューナーの追加でのニビルケアルート”

sasurai on Twitter: "ブログ用 3×4からの二ビル貫通ルート… "

sasurai on Twitter: "追記用 3×2にチューナー追加で二ビル貫通… "

”レベル3の追加でセンサー万別や王宮の勅命を貫通できるルート”

sasurai on Twitter: "ブログ用3×3からユニコーン経由基本展開… "

 

以上で今回のブログを終わろうと思います。

3軸シンクロは本当に今期最強だと思えるデッキで色んな人にお勧めできる出来に仕上がっているので良ければ触ってみてください。

わからないことは聞いて頂ければ答えます、それでは。